リノベーションは当たり前の時代

賃貸マンション・アパートはリノベーションが当たり前の時代?!

昨今空室対策の一環として、賃貸物件のリノベーションが一般的になってきました。しかし、まだまだ賃貸物件のリノベーションに対して踏み切れない不動産オーナーも数多くいらっしゃいます。

今回は賃貸マンション・アパートのリノベーションの提案をされているリノベーションブランド「RENOS」を展開している、石井氏に話を聞いてきました。
築年数が一定期間経過している賃貸マンション、アパートをお持ちで、空室に悩んでいる不動産投資家の方は、是非参考にしてみて下さい。

RENOS 石井篤RENOS(リノス)代表 石井 篤

実家がリフォーム業を営んでいたこともあり建築業へ進む。
2011年に賃貸のリノベーションに参入しようと上京。大手賃貸のリノベーション会社の東京立ち上げに参画。
東日本統括マネジャーを経て2016年にLIVETRIPを設立。オーナー様からのリノベーション工事のご依頼を御請けするかたわら、全国の不動産会社へリノベーションのサポートを提供している。
「十人十色の部屋作り」をモットーに全国にリノベーションブランド「RENOS」を広めている。

御社のリノベーションのコンセプトとは?

当社では十人十色の部屋作りをコンセプトに掲げておりまして、リノベーションをさせて頂いたお部屋に内見者が10人居らっしゃったら、10人とも「いいね」「この部屋住みたいね」と言って頂ける様な、お部屋作りを心掛けています。

リノベーション会社さんによっては、万人受けしない様な、奇抜なデザインをする会社さんも、あるとは思うのですが、内見した時の決定率が、落ちると思いますので、当社ではあくまでも入居する主役は「入居者さん」で入居者さんがお持ちの「洋服」や「家具」など、持っているものがマッチする様な、あくまでもお部屋は「入居者」さんにとっての舞台だということを、コンセプトに部屋を作らさせて頂いております。

リノベーションのデザインとは?

賃貸のリノベーションだと、元の状態からどの様に変えるかが、非常に大事になります。

同じパターンと言うのは、なかなか作りにくいですね。デザインが良いのは当然なんですが、入居者さんが使いやすい様に、生活導線を考えながら、部屋作りをすることを大事にしています。

入居が決まらないと、そもそもリノベーションをする意味が無いので、入居に繋がるデザインの傾向は、日々変わってきているので、常にリサーチはしています。

不動産投資用のリノベーションとご自身が住むための不動産のリノベーションの違いは?

賃貸物件のリノベーションのデザインは基本的には、アイディアと経験が必要です。
お部屋の設備で活かせる部分は生かして、設備を生かした方が長期的に「良いのか」「悪いのか」色々シュミレーションをしながら、計画は立ててますね。

物件のオーナーさんによっては、現状のまま必要最低限の箇所を直して、貸し出せば「良い」という方も多いのですが、当然家賃が下がる傾向にありますし、「長く入居してくれるのか」という問題も出てくるので、入居したは良いけど、入退去が早かったら、結局原状回復工事を何回もやることになりますので、費用がかさむ場合があります。

なるべく長く住んでもらえる様なベース(土台)を作っていくことが大事だと思います。

賃貸物件のリノベーションって、ここ5年位で認知度が高まりましたが、空室を埋めるためのリノベーションと言うよりは、リノベーションしていることが当たり前の時代なのかなと思いますね。

まとめ

築年数が一定期間経過している賃貸マンション、アパートをお持ちで、空室に悩んでいる不動産投資家の方は、一度専門家に相談してみてはいかがでしょうか。

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