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2016年首都圏の中古アパート、マンションの賃料は下落していない!

大手不動産情報サービスを手掛けるアットホーム株式会社の調べによると、2016年1月時点で、首都圏の中古マンション、アパートの平均成約賃料はほとんど下落していないことが発表された。
中でも東京23区、千葉県の中古アパートの賃料は約3%上がっており、逆に賃貸用新築物件の平均成約賃料は、埼玉県では約15%近く下落している事がわかる。
今後投資用不動産を購入を検討している方は、是非参考にしていただきたい。

居住用成約件数出典:アットホーム調べ

首都都圏の新築賃貸マンションで最も賃料が下落している地域は埼玉県!

アットホームの調査によると、2016年1月時点で、首都圏の居住用賃貸物件の成約件数は前年同月比で減少していることが発表された。
首都圏の中でも東京23区、東京都下、神奈川県と比べ、埼玉県は10か月連増加となっており、成約件数が増加している。
埼玉県では新築マンションの成約平均賃料は、前年比14.6%下落しており、新築マンションと中古マンションの平均賃料差は約5千円と、他の首都圏の地域と比べると新築だからと言って、相応の賃料で入居につながっていないことが分かる。埼玉県の成約件数が増加している理由としては、お部屋のお得感から増加している可能性も考えられる。

また平均成約賃料を見ると、東京都都下、神奈川県のアパートも平均成約賃料が約10%近く下落しており、東京都都下、神奈川県のアパートを所有しているオーナーは空室対策、賃料維持対策を真剣に検討する必要がありそうだ。
居住用成約件数出典:アットホーム調べ